展示資料が充実しているのに、ただ羅列されているだけと見られてしまう資料館があります。それに解説がほとんどなく、しかも整理しきれていない民具が単に積まれている一角があると、無造作に並べられているだけと受け止められます。このことは、各市町村の資料館全般に言えることだと思われます。さらにはこうした資料館の中には常時閉館状態になっている施設も多く存在し、せっかく訪れたのに見学できないこともあります。その背景には様々な要因がありますが、地域の歴史や生活を伝える郷土の資料館の魅力をさらに高めていくためにはいったいどうすればいいのでしょうか。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」周辺に位置する郷土資料館の現状と各館の魅力をさらに高めていくための方策を探るための一助になればと考えています。今回は、田辺市、新宮市、十津川村、吉野町、紀北町、尾鷲市、熊野市において地域の郷土資料館として実際の運営をされている方々を招いて意見交換していただき、さらには参加者のみなさんにも郷土資料館の在り方を一緒に考える機会になればと願っています。
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開催日時:平成30年3月25日(日)午後1時00分~3時00分
定員:80名(要申込・先着順)
場所:三重県立熊野古道センター 展示棟 映像ホール
入場料:無料
申込期限:平成30年3月24日(土)午後5時まで


お問合せ
三重県立熊野古道センター
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〒519-3625尾鷲市大字向井12-4
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