古くから多くの巡礼者が熊野三山を目指して熊野街道を辿った。道中記から読みとれる旅人の様子や往来手形等から、当時の巡礼と街道筋の人との関わりを語る。
江戸時代後期に善根宿であった若山家から、巡礼者が泊めてもらったお礼に収めた納札5千点余りが、平成19年に確認された。全国的にも貴重な史料である納札から往時の巡礼の姿を明らかにする。
1
日時:平成29年1月22日(日)午後2時~午後3時30分
※午後1時30分から開催される紀北町社会教育振興大会の進行の都合により、開始時間が遅れる場合があります。
場所:海山公民館 研修室(紀北町相賀481-2)
※入場無料・事前申込不要
講師
向井 弘晏 氏
1941年生まれ、熊野市在住。
みえ熊野学研究会運営委員のほか、熊野市文化財専門委員、三重県文化財保護指導委員などを務める。
また、熊野古道語り部友の会の語り部として活躍されている。
著書に「熊野市域の庚申塔と庚申信仰」、共著「若山家 熊野街道善根宿納札調査報告書」、「地名は警告する」など。
共催
紀北町社会教育振興会、みえ熊野学研究会(事務局:東紀州地域振興公社)
後援
紀北町教育委員会、公益財団法人 岡田文化財団(同財団助成事業)、独立行政法人 日本芸術文化振興会(同振興会助成事業)


問い合わせ
東紀州地域振興公社 紀北事務所
http://www.kumanokodo-iseji.jp/
TEL:0597-23-3784