日本書紀にも記されている日本最古の神社「花の窟」は、日本の神々の母・イザナミノミコトの御陵であり、熊野三山の根源地として我が国古代信仰にとって非常に重要な神域です。百尋(166m程度)の大綱を高さ約45mの御神体の窟頂上から「七里御浜」へ引き出して境内へ渡す「お綱かけ神事」(三重県指定無形民俗文化財)は、五穀豊穣を祈願するとともに、神と結びつながり、神の恵みをいただく太古から受け継がれる神事です。秋季大祭の際には、神聖な白石を載せた花車を引く「お白洲引き」や道中踊りなどが行われます。
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花の窟・花窟神社
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』
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熊野市観光協会
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歳時記
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