26年3月16日(日)に熊野古道新規語り部養成講座【馬越峠講座】が開講されました
講座内容:
10:00~12:00 座学
12:00~13:00 昼食・移動
13:00~16:00 馬越峠現地講習
10時からは県尾鷲庁舎3階会議室にて座学。
今回の講師は語り部友の会副会長の川口有三氏です
今回も資料をいただき、映像を見ながら、基本知識とともに実践的な知識や、余談・諸説等を交えていろいろと教えていただきました。
世界遺産となった「紀伊山地の霊場と参詣道」の特徴について、
馬越峠の石畳・地蔵について、
植物・石・木について、
歴史・伝承について、
語り部の心得・危機管理について、
など多方面からポイントを教えていただきました。
植物・石・木について、
歴史・伝承について、
語り部の心得・危機管理について、
など多方面からポイントを教えていただきました。
各自で昼食を済ませて県尾鷲庁舎に集合し、道の駅海山へ移動。
いよいよ現地研修のスタートです
準備体操をして、いざ出発
この日もお天気が良くて山々も綺麗でした
今回も座学で説明していただいたことを確認しつつなので、「これがそうなんだ」と納得しつつ、疑問に思ったことは質問もありつつ進んでいきます。
お客様が足を滑らせる人が多いポイントや、毒のある植物についてや、ダニなどについての注意など、語り部のとしてのアドバイスなどもたくさん教えていただきました。
他にも、宝永津波供養碑、徳本上人名号碑、庚申さん、金剛寺など、たくさんの説明ポイントがあります。
今回の語り部講座でも、語り部さんと歩く楽しさを充分に感じた講座でした
やはり語り部さんが一緒に歩いてくれると、
足元ばかりを見て歩いて見過ごしてしまいそうな景色に立ち止まり、
端正な石畳の峠道とシダと木々の醸し出す美しさを感じる事が出来、
道沿いの地蔵など立ち止まって説明してもらって、
古の巡礼者に思いを馳せつつ歩いたり、
草木に四季を感じつつ歩いたり、
熊野古道をたっぷりと満喫することができます。
足元ばかりを見て歩いて見過ごしてしまいそうな景色に立ち止まり、
端正な石畳の峠道とシダと木々の醸し出す美しさを感じる事が出来、
道沿いの地蔵など立ち止まって説明してもらって、
古の巡礼者に思いを馳せつつ歩いたり、
草木に四季を感じつつ歩いたり、
熊野古道をたっぷりと満喫することができます。
やはり、ベテラン語り部さんたちの、知識や情報の豊富さ、経験からくる説明のわかりやすさ、話のポイントの的確さ、話の面白さは素晴らしいです。
受講者の方々も語り部になることに意欲を持っている方々なので、熱心に聞き入っていました。
お客様の質問への対応の仕方も、
お客様に質問をしてみて回答してもらい、それに対して応答する
お客様に質問をしてみて回答してもらい、それに対して応答する
いろいろな説がある話や、地元の風習や、自分の経験談なども織り交ぜながら話す
など、飽きさせず、疲れを感じさせず、楽しく歩く事が出来ます。
今回もかなり有意義な講座内容でした
前回もお伝えしましたが、
今回の新規語り部講座を受講したからといって、すぐに語り部になれるわけでもありません。
今回の新規語り部講座を受講したからといって、すぐに語り部になれるわけでもありません。
実際に語り部活動をするには、この講座とは別に案内担当峠での現地講習を受けていただく必要があります。
何度かベテラン語り部さんと歩いて、案内してみて、語り部デビューに至ります。
これからも新規語り部養成講座は開催される予定です。
ご興味のある方は是非ご参加してみてください。
By リネン